NPO法人ねこほーむは猫を通して社会貢献、地域貢献が出来るのではないかと思い、猫好きなメンバーだけで集まり
2013年7月に法人として設立しました。法人設立以前は個々が無理のない範囲で自宅に猫を引き取りお世話をしたり、
野良猫の避妊去勢手術(TNR活動)を受けさせたり出来る限りの活動を行ってきましたが、個人での活動の限界を感じ、
また社会における信頼性という側面からNPO法人として新たに活動することになりました。
やむを得ない事情により愛猫を継続して飼うことが出来なくなってしまうことがあるかもしれません。
入院、自身が亡くなってしまう、猫アレルギー、転勤など様々なことが考えられます。
その様な時に頼ってもらえる存在になれたらいいなと考えています。
人間だけの都合ではなく飼い主と猫の両方の気持ちを考え中立的な立場でご相談に乗り問題を解決できればと思っています。猫を預かる施設はもちろんNPO法人ねこほーむだけではございません。
しかし、多種多様な猫の預かり施設がある中、ごく少数を除き大部分がかなりの高額な費用を要する場合がほとんどです。
勿論、施設の維持費や人件費などを考えるとそれなりの費用が掛かってくることは致し方が無いことだとも思います。
ただ、費用の関係からペットホテルに預けるという選択肢をなくしてしまい、外に捨ててしまう事や、殺処分場に持ち込んでしまうなどの悲しい手段を絶対にとらないで頂きたい。その為の最終手段としてNPO法人ねこほーむは存在しています。
NPO法人ねこほーむではほとんどのスタッフがボランティアとして従事しています。
施設運営に掛かってくる費用を圧縮しコストダウンに力を入れています。
他のペットホテルでは費用の関係上から預けることができなかったけれど、NPO法人ねこほーむであれば預けることができる!
と思ってもらえるような費用で猫をお預かりできるように日々努力いたします。
猫ちゃんは当然ですが生き物です。毎日食事し、毎日排泄をします。健康に日々を送るためには冷暖房等の温度管理も必要になってきます。どんな工夫をしても最低限の費用は必要となり、飼い主様のご協力が必要不可欠ということをご理解いただきたいと思います。NPO法人ねこほーむは一般の方、当ホームに猫を預けられている飼い主の方、ボランティアの方等大勢の方に支えられて活動を続けることができています。今後も一人でも多くの猫に関する悩みを抱えている方のお役にたてるように、そして1匹でも多くの幸せな猫を生み出すことができるようにスタッフ一同頑張ってまいります。
猫たち幸せは絶対に見つけられます。みんなで力を合わせて頑張りましょう!
当ホームではどうしても飼うことが出来ない事情が出来てしまった飼い主さんの代わりに猫ちゃんをお預かりし、飼い主さんの代わりに
お世話させていただきます。猫ちゃんが快適に過ごせるように温度管理や食事の栄養を考え、幸せに生活できる施設を維持するよう努めていきます。
また、当ホームでは「殺処分ゼロ」をスローガンに掲げ活動してまいります。飼われていた猫ちゃんだけでなく、野良猫の避妊・去勢手術をして不幸になる猫を減らす取り組みも行っていこうと考えています。
現在日本では毎年約15万頭もの猫が殺処分されています。しかもその半数以上が、野良猫の子ネコなのです。
これはとても重大な問題です。
ねこほーむでの活動でどの程度の効果があるかはわかりません。しかし、微少ではありますが、救える命があることは確かなのです。
ねこほーむでは殺処分されてしまう猫を少しでも減らす活動を行ってまいります。
そのためには皆様のご理解ご協力が必要不可欠です。現在、スタッフの人数も運営費も不足しています。
恵まれない猫のために何かしてあげたいと思っていても行動に移せなかった方は一度ご連絡ください。
我々と共に、人間と猫が共存でき安心して安全に生活出来るような社会に向けて行動をし、少しずつより良い環境に近づけていきましょう。
ご協力よろしくお願いします。
2013年7月2日
特定非営利活動法人 ねこほーむ
スタッフ一同
NPO法人「ねこほーむ」では、事情により飼えなくなった猫を生涯に渡りお預かり致します。
など様々な事情により、一緒に生活出来なくなることがあると思います。その様なお悩みに親身になってご相談に乗らせていただきます。
NPO法人ねこほーむは猫の殺処分0を目指して猫の生涯預かり、引き取り活動を行っております。
日本では年間約15万頭の猫が殺処分されています。私達はこういった殺処分の背景には一体何が有るのかを調べました。
殺処分される猫の1/4は飼い主による飼育放棄が原因になっております。行政によって引き取られる猫のうち24%近くが飼い主自身によって持ち込まれるのが現状です。さらに飼い主によって持ち込まれる猫の62%が子猫です。これは去勢不妊手術を施していない猫が産み落とした子猫をそのまま保健所や動物愛護センターに丸投げしているものと考えられます。
また、なかには去勢不妊手術をしていない子猫をゴミと同じように捨ててしまう方もいます。
そういった猫の大半が野良猫になり子供を作りまた去勢不妊手術をしていない子猫が増え、行政に引き取られ殺処分されたりします。
このように飼い主の方がいとも簡単に猫を捨て不幸になる猫がとても多いのです。
私達は猫ちゃんも生きていて当然に生きる権利が有る事を飼い主の方には分かってもらいたいと考えています。
もし、事情により飼えなくなったとしても殺処分を前提に預かる所では無く寿命を全うできる所に預けて欲しいと思います。飼い主の方にも色々と事情があり猫ちゃんを手放すのも苦渋の決断だと思います。しかし、猫ちゃんにも生きるという権利があります。
せめて猫ちゃんがご飯が食べられて暖かい場所で安心して寝られる場所を用意してあげることが飼い主の方の義務であり、また今まで連れ添った猫ちゃんに対しての愛情であると思います。
金銭がかかる事ではありますが、飼い主の方にも是非考えて頂きたいと思います。
私たちの可能な限りお手伝いさせて頂きます。
目的及び事業この法人は広く一般市民に対して、動物の愛護と適正な飼育の普及・啓発・推進に関する事業、
飼育放棄された動物の保護並びに里親及び引取り先の募集に関する事業を行い、人と動物が共生できる豊かな
地域社会の形成を図り、もって広く公益に寄与することを目的とする。(1)保健、医療又は福祉の増進を図る活動(2)社会教育の推進を図る活動この法人は、上記の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1)動物の愛護と適正な飼育の普及・啓発・推進に関する事業(2)飼育放棄された動物の保護並びに里親及び引取り先の募集に関する事業