- 動物愛護センターの猫を引き取り、里親になりたい
- ウチでは飼えなくなったので引き取りして欲しい
このように考えている人は多いのではないでしょうか? 結論から言えば動物愛護センターに連絡して手続きを踏めば、猫の里親になれます。
ただし飼えなくなったペットを引き取ってくれるサービスは存在しません(保健所も原則引き取りできない)。
そこで本記事では以下を解説します。
- 動物愛護センターから猫を引き取りする条件や手続き・費用
- 自力で飼えなくなった猫を引き取りしてくれる施設や条件・費用
まとめたのは、東京都町田市で猫を生涯にわたって預かっているNPO法人ねこほーむです。
自身に当てはまるほうを選んで、ご参考ください。
センターでは引き取ってもらえない方へ|NPO法人ねこほーむ
東京都町田市で、さまざまな事情で飼えなくなった猫を生涯にわたってお預かりしています。ご相談は無料です。断られてから探し始めると選べる先は少なくなるので、先に条件だけでも確かめておいてください。
お預かりの条件と流れはお預かりについてをご覧ください。
【里親になりたい人】動物愛護センターから猫を引き取りする条件・手続きについて

里親になりたいとき、動物愛護センターから猫を引き取ることが可能です。このとき、猫種や毛色の希望も出せます。
ただし引き取りに際して、以下の点を確認しておきましょう。
- 動物愛護センターという施設の概要
- 里親になるための条件
- センターから猫を引き取るための手続き
- 猫を引き取りする前の準備と心構え
まず動物愛護センターが何をしている施設なのか、なぜここから引き取るのか知っておきましょう。
そのあと里親としての条件や手続き、そして新しい飼い主としての準備と心構えができているか、順を追って確認してください。
動物愛護センターは殺処分前の最後の施設
動物愛護センターは、保健所から移送された殺処分直前の猫を、一時的に預かる公的機関です。
ただしすぐに処分するわけではなく、猫の命を奪わずに済むように、常に里親を探す取り組みを継続しています。
それに対して市民はセンターに対して引き取り先として名乗り出ることができます。
保健所から送られて殺処分を待つだけの子たちを助けたいと思う気持ちがあれば、ぜひ里親として立候補しましょう。
里親になるための条件はさほど厳しくないがいずれも重要
里親になるための条件は5つあります。
- ペット可の家に住んでいる(書面での証明が必要)
- 先住猫がいるなら不妊手術を受けさせていて、完全な室内飼育
- 引き取る猫が不妊手術を済ませていないなら、自身で受けさせると誓約する
- 飼育放棄しないと誓約する
- 譲渡費用を支払える(金額は自治体によるが1,000円〜3,000円ほど)
上記をクリアすれば、センターから猫を引き取ることが可能です。 ただ、里親側に条件がつけられることに違和感を覚えた人もいるでしょう。
しかしこれらは猫の幸せな生涯を守るうえで、最低限必要なこと。 上記をクリアしているなら、続いて費用と手続き内容を確認しましょう。
動物愛護センターから猫を引き取りする手続きは少し手間と時間がかかる
センターから猫を引き取りする手続きには少し手間がかかります。
- ネットで動物愛護センターを探して連絡する
- 申込書を記入する(窓口もしくは郵送)
- こちらが希望する猫の紹介を受けて顔合わせする
- 飼育放棄しないと約束する譲渡誓約書にサインして譲渡費用を支払う
- 猫を引き取る
申込書の記入に顔合わせ、そして譲渡誓約書のサインなど、ある程度の手間が必要です。
また動物愛護センターに連絡してから引き取りが完了するまで2〜3週間はかかります。
しかしこれは里親が無理なく飼育する、そして猫の安全と幸せを確保するうえで重要なステップ。
早く一緒に暮らしたい気持ちもあるでしょうが、手続きの中で引き取りすることに問題はないか、一つひとつ確かめていきましょう。
猫を引き取りする前の準備と心構えは十分か自分に問いかけてみよう
動物愛護センターから猫を引き取るのは、もちろんすばらしいことです。 しかし、里親になることは、尊い命に大きな責任を負うことでもあります。
引き取る前に、以下の準備を済ませておきましょう。
- トイレや猫砂、食事用の器など、猫が生活するうえで必要なものを用意する
- ケガの原因になりそうなものは片付ける
- 脱走できない環境を整えておく
- 人間の食べ物や飲み物に猫の手が届かないようにする
- 子どもがいるなら、猫を大切にするように教育する
そして何よりも大切なのは、責任を持って最期の瞬間まで飼い続ける”心構え”。
人間と触れ合って野性を忘れ、一匹で生きられない猫を育てられるのは、引き取り手になったあなたと、その家族だけです。
幸せで安全な暮らしを守ってやり、最後まで飼い続ける心構えだけは、決して忘れないでください。
準備と心構えに不足を感じるなら、本当に引き取るべきか一度見直すことをおすすめします。
動物愛護センターが、里親希望者向けに講習会を開いていることもあります。これに参加すれば、猫を迎え入れるうえで何が必要か学習できるはず。
ただし要予約なことには注意が必要です。
最後に大切なことをお伝えすると、動物愛護センターにいる猫たちは、里親が見つからなければ殺処分されるのが現状の制度です。
だからこそ猫をセンターから引き取って、責任を持って育てていくことには、人と猫と行政にとって大きな意味があります。
里親になることに興味がある人は、不幸な猫を一匹でも減らすため、ぜひ引き取りを検討してみましょう。
反対に、いま飼っている猫を手放すか迷っている方は、預かりを行っている団体に条件を聞いてみることもできます。
【引き取りして欲しい人】動物愛護センターと保健所は猫を引き取りしてくれない!動物愛護団体を頼ろう
動物愛護センターおよび保健所は、飼えなくなった猫を引き取ってくれる場所ではありません。
もし里親を探すのであれば、まずは動物愛護団体を頼りましょう。
費用はかかりますが、猫に最後まで幸せに暮らせる環境を用意してあげることが可能です。
ここでは以下について解説します。
- 動物愛護団体という組織の特徴や概要
- 引き取ってもらうための費用と条件
まずは動物愛護団体が何をしてくれるのか知り、必要であれば費用と条件を確認して手続きしましょう。
そして、できることなら猫を動物愛護団体に預けて、幸せな将来を約束してあげてください。
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動物愛護団体は猫の保護・飼育施設なので安心
動物愛護団体とは、不幸な猫を保護・飼育しているNPO法人やボランティアチームのことです。
団体では随時引き取りを実施、生涯にわたって責任を持って面倒を見てくれます。
暮らしやすい環境が整備され、熟練の飼育スタッフも在籍しており、飼い主も安心できるのが特徴です。
ネットで地域名+動物愛護団体で検索すると、猫が大事に育てられている様子を確認できるので、一度チェックしてみましょう。
ねこほーむも、そうした施設のひとつです。東京都町田市にあり、提携する動物病院と連携して定期的な健康チェックを行っています。キャットウォークや個室のスペースがあり、事前にご予約いただければ見学もしていただけます。
預け先の中身を見てから決めたい方へ
ねこほーむは東京都町田市で、猫を生涯にわたってお預かりしているNPO法人です。お預かりの前に面談と施設見学の機会があるので、実際に見てからお決めいただけます。
お預かりの条件と流れはお預かりについてをご覧ください。
猫を引き取ってもらう費用と条件は要確認
猫を引き取ってもらうには以下の費用と条件が設けられています。
- 不妊手術・猫ウイルス検査・混合ワクチンが終わっている(合計40,000円程度)
- 一頭あたり250,000円〜500,000円の譲渡費用の支払う
特に譲渡費用はかなり高額ですが、生涯にわたって猫の暮らしを守っていくうえでは、必要最低限の費用でもあります。
もし一度に支払うのが厳しいなら、分割払いできるケースもあるので、一度相談してみましょう。
猫を引き取ってもらうために必要な手続きは4ステップ
費用と条件がクリアできるなら、引き取りに必要な手続きを進めていきましょう。
- ネットで近隣の動物愛護団体を探して連絡を取る
- 引き取りにかかる費用や条件を確認する
- 猫を連れて面談に行く
- 問題がなければ後日猫を引き渡す
ネットで地域名+動物愛護団体で検索すれば近隣施設のホームページが見つかるので、まずは確認してみましょう。
そのあと施設ごとでの費用と条件を確認し、問題がなければ飼い主と猫、担当者での”3者面談”を実施。
面談後に引き取り可能と判断されれば、費用を支払ったのちに猫を引き渡して手続きは完了です。
手続き自体はさほど難しいわけではありませんが、条件確認や担当者との面談の中で、本当に引き取ってもらうべきなのかもう一度考えてみるのがよいでしょう。
経済的に厳しいなら里親募集サイトで個人のボランティアを探す方法も
経済的な理由から動物愛護団体を頼るのがむずかしいなら里親募集サイトで個人のボランティアを探してみましょう。
これは猫を引き取りたい人、引き取って欲しい人をマッチングするサービスです。
サイトでは猫のプロフィールを公開し、希望者とメッセージを進めることで、安心できる引取先を見つけられます。
譲渡費用などがほとんどかからないので、経済的な事情から動物愛護団体を利用できない人は里親募集サイトで個人のボランティアを探してみましょう。
不妊手術やワクチン接種などがないと里親が見つかりづらくなる点に注意
里親募集サイトでは、以下の処置が終わっていないと引き取り手が見つかりづらくなります。
- 不妊手術:15,000円〜30,000円
- 血液・猫ウイルス検査:10,000円〜13,000円
- 混合ワクチン接種:3,000円〜7,000円
もちろん必須条件ではありませんが、これが終わっていないと里親側が費用を負担するため、引き取りを避けられやすくなるわけです。
できる限り処置を受けさせてから募集をかけましょう。
まとめ

本記事では、動物愛護センターから猫を引き取ること、引き取ってもらうことについて解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 動物愛護センターは、殺処分を待つ猫が集まる公共施設 センターから猫を引き取り、命を救うことができる
- ただしペット可の家に住んでいるなど、いくつかの条件がある
- 引き取り時に譲渡費用として1,000円〜3,000円が必要 猫の年齢は毛色、種類などの希望にはある程度対応してもらえる
- 引き取りする前に、猫が安全に暮らせる環境を整えておく必要がある
- 何よりも大切なのは、最後まで面倒を見る”心構え”
- 動物愛護センターで猫を引き取ってもらうのは不可能
- 動物愛護団体なら猫を引き取りしてもらえる
- 金銭的に厳しいときは里親募集サイトの利用も視野に入れる
動物愛護センターには殺処分を待つ猫が数多くいます。 もし「不幸な子を一人でも減らしたい」と思うならぜひ里親として立候補しましょう。
そして動物愛護センターは新規で猫を引き取ってくれるわけではないし、保健所もほとんど同様です。 引取先を探している人は、まずは動物愛護団体に問い合わせてみましょう。
行き先が決まらないときの相談先として
NPO法人ねこほーむは、東京都町田市で猫を生涯にわたって預かっています。ご相談は無料です。どうするか決めきれていない段階でも構いませんので、まずはお気軽にご相談ください。
お預かりの条件と流れはお預かりについてをご覧ください。

本記事は一般的な情報の提供を目的としており、診断・治療に代わるものではありません。気になる症状が続く場合や判断に迷うときは、早めにかかりつけの動物病院へご相談ください。