キャットフードが余ったら保護猫施設に寄付しよう

  • キャットフードが余ってしまった
  • 寄付したいのだが、どこで受け付けているか?
  • 開封済みはさすがにダメか?

上記のように考えている人は多いでしょう。結論から言うと、キャットフードの寄付を受け付けている団体は日本全国に多数存在します。

ただし、お金ではなくフードを贈るのは一般的ではなく、窓口や手続きの方法はよく知られていないのが現状。

そこで本記事ではキャットフードを寄付する方法や、全国各地の寄付先を解説します。猫のためにフードを譲り渡したいと考えている方はぜひご参考にしてください。

キャットフードの寄付先は?送り届けるまでのステップを完全解説

キャットフードの寄付は以下の団体・施設の多くが求めています。

  • 動物愛護団体
  • 猫カフェ
  • 猫シェルター
  • 老猫ホームetc.

動物愛護団体をはじめ、猫に関連した場所ならだいたい対象となります。実際に寄付するステップは以下のとおりです。

  1. キャットフードの寄付先を見つけよう
  2. 施設ごとの募集要項や方法をチェックしよう
  3. キャットフードを送付しよう

まずインターネットで寄付先を見つけましょう。あとは募集要項に従い、キャットフードを送付するだけです。

それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。

1.キャットフードの寄付先を見つけよう

キャットフードの寄付先を見つける方法はふたつあります。

  • Googleで検索
  • ジモティで検索

Googleでは「地域名+施設名+寄付」で検索するのがおすすめです。例えば「大阪市+猫カフェ+寄付」と入力すれば、いくつか候補が出てきます。

ジモティはGoogle検索で寄付先が出てこない場合に便利です。検索結果の下のほうで埋もれてしまった施設・団体の募集が出ている可能性があります。

(引用:ジモティ

まずはGoogleで検索し、見つからない場合はジモティを使いましょう。

2.施設ごとの募集要項や方法をチェックしよう

続いてキャットフードの寄付先が定める募集要項や、送付方法を確認しましょう。おおむね以下の点を確認すれば問題ありません。

  • 送り先
  • 受け取り可能時間
  • 持ち込みの可否
  • 必要な量etc.

受け取り時間や必要な量を無視すると、かえって施設に迷惑がかかるため、注意してください。

ちなみにキャットフードだけでなく、トイレやペットシーツなど、おおかたの猫グッズはだいたい寄付を募集しています。余っているなら譲り渡すのを検討してもよいでしょう。

寄付するときに気をつけたいマナー

キャットフードを寄付するときは、募集要項を守るだけでなく、下記のマナーも守りましょう

まず賞味・消費期限切れのキャットフードは送ってはいけません。

猫を保護する団体は期限切れに敏感です。送付すると破棄や返送の手間をかけるだけであるため、注意しましょう。

また、キャットフードを事前確認なしに大量に発送するのもNGです。

元払いで送るのも、当然ながらマナーのひとつとなります。ほとんどの団体・施設は、着払いでの寄付を受け付けていません。

上記を守らないとかえって迷惑をかけるため、注意してください。

開封済みのキャットフードでも送付できるかもしれない

施設によっては開封済みのキャットフードでも送付できる可能性があります。ただし”開封”の定義が微妙に異なるため、確認が必要です。

  • 箱部分は開封しているが、小袋が未開封ならOK
  • 小袋が開封されていてもOK

開封済みOKと書いてあっても、箱と小袋どちらの話なのか記載していないケースが多々あります。判断がつかなければ施設に連絡してみましょう。

3.キャットフードを送付・持ち込みしよう

最後にキャットフードを送付しましょう。

梱包に関してはさほどむずかしくありません。酸化しないように密閉すれば最低限OKです。できれば詰め物を入れて、振動で砕けないように固定しましょう。

また団体や施設によっては、送付ではなく持ち込みを認めている場合もあります。送料がかからないため、位置関係しだいではこちらのほうがおすすめ。

ただし到着時間や寄付するキャットフードの量などは、事前に連絡しておき、迷惑がかからないようにしましょう。

【補足】ねこほーむでも寄付を受け付けています

私たちねこほーむでも、キャットフードの寄付を必要としています。1日2kg、1ヶ月で60kgものフードが必要であり、備蓄も十分にあるわけではありません。

以下の猫グッズに関しても、随時寄付をお待ちしております。

寄付・遺贈をしてくださる方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

キャットフードの寄付先一覧(主要都道府県)

キャットフードの寄付を受け付ける場所が見つからない場合こともあります。

その事態を想定して以下にエリアごとで寄付を受け付けている団体・施設をまとめました。

  • 北海道/東北エリア
  • 関東エリア
  • 中部エリア
  • 関西/中国エリア
  • 四国エリア
  • 九州エリア

もしGoogleやジモティーで検索しても送付先が見当たらない場合はご参考にしてください。

北海道/東北エリア(札幌・宮城・新潟)

エリア 施設名
北海道 ツキネコ北海道
北海道 ねこたまご
北海道 NPO法人 HOKKAIDOしっぽの会
 宮城 アニマルピース 
 宮城  鎌倉ねこの間
 新潟 アニマルセンターひまわり 

関東エリア(東京・神奈川)

エリア 施設名
東京 NPO法人東京キャットガーデン
東京 里親募集型保護猫カフェ・ミャゴラーレ
東京 保護猫カフェ 駒猫
東京 保護猫カフェ たまゆら
埼玉 ねこひげハウス
埼玉 一般社団法人彩の猫
神奈川 公益財団法人神奈川県愛護協会KSPCA
神奈川 鎌倉ねこの間

中部エリア(愛知・静岡・山梨)

エリア 施設名
山梨 ねこねっと山中湖
山梨 リトルキャッツ
静岡 NPO法人ねこ家
愛知 NPO法人ファミーユ
愛知 名古屋の動物愛護団体famille
愛知 花の木シェルター 

関西/中国エリア(大阪・京都・神戸・広島)

エリア 施設名
大阪 おおさかねこ倶楽部
大阪 NPO法人みなしご救援隊
大阪 動物保護ボランティ団体犬猫サポート 
京都 JCDL 
京都 古都ねこくらぶ
神戸 神戸アニマルリンク
広島  みなしご救援隊犬猫譲渡センター 

四国エリア(香川・愛媛)         

エリア 施設名
香川 ワンニャンピースマイル
香川 にゃんさと 
愛媛 えひめイヌ・ネコの会
愛媛 わにゃんこ愛媛

九州エリア(福岡・熊本)

エリア 施設名
福岡 国際社会支援推進会ワールドギフト
福岡 任意団体北九州ノアハウス
熊本 ハローアニマルくまもと市 
熊本 犬ねこみらいサポート

まとめ

本記事では、キャットフードの寄付先を解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう

  • キャットフードは動物愛護団体やNPO法人、猫シェルターなどに寄付できる
  • 寄付先はGoogle検索で見つけられるが、一部は検索結果の下位に埋もれてしまう
  • Google検索でヒットしないならジモティで検索すると発掘できる場合がある
  • 寄付する際は募集要項に記載されているルールを守る
  • 賞味・消費期限のキャットフードは送付できない
  • キャットフード以外にも猫グッズ全般は多くの施設・団体が寄付を求めている

キャットフードの寄付は、各施設と団体のルールさえ守れるならさほどむずかしくありません。本記事を参考に手続きしましょう。

なおわたしたち猫ほーむでも、キャットフードをはじめとして、さまざまな猫グッズの寄付を必要としています。

キャットフードは1ヶ月で60kgもの量が必要で、備蓄も十分だとは言えません。また猫砂やタオルも消耗品であり、常に寄付を必要としています。

もしお譲りいただける方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせ 詳しくはコチラ

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