2022.06.10
高齢化した猫の介護について、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
猫の介護負担を感じるなら老猫ホームの利用がおすすめ。年老いた猫に対して、すみずみまで配慮の行き届いた暮らしを提供します。
しかし老猫ホームをよく知らない人も多いでしょう。そこで本記事では以下を解説します。
上記のとおり、本記事を読めば老猫ホームのことはほとんどわかります。年老いた猫に幸せに過ごしてほしいと感じる方はぜひご参考ください。
もくじ
まず飼い主自身が老猫ホームのことを理解し、利用するべきか考えてみましょう。そのために以下を解説します。
まずは老猫ホームの概要と暮らしぶりを理解しましょう。加えて老猫ホームの利用を検討するタイミングや利用料金を確認し、入所が必要かどうか判断しましょう。
老猫ホームとは年老いた猫を介護施設で、人間でいう宿泊型老人ホームにあたります。
介護するのが困難な飼い主に代わって、老猫の安全で快適な暮らしを提供する施設です。
もし年老いた猫の介護が難しいと感じるなら、老猫ホームへの入所を検討してみましょう。
インターネットで地域名+老猫ホームで検索すれば、新しい施設が近くにオープンしているかもしれません。
なかにはまだ若い猫を飼っていて、本格的に老猫ホームを探してはいない人もいるでしょう。
もちろん元気な状態で老猫ホームへ預ける必要はありません。しかし猫の寿命は長くても15年程度と短く、そう遠くないうちに老化と向き合う日がやってきます。
その点を踏まえれば、今のうちから老猫ホームの場所や料金を知っておくのはおすすめ。
そして入居の時期や費用も考えておけば、猫のライフプランも明確になり、安心して毎日を過ごせるようになります。
老猫ホームでの猫の暮らしはとても快適です。
こんにちは☺️
暑い➰💦です
久々に老猫ホームのみんにゃ😺の様子を紹介です☺️
みんにゃ😺ゆったりとエアコンの効いたお部屋で平穏無事に過ごしています。
お部屋の絨毯もひんやり仕様に代えて段ボールハウスも気に入ってもらえたみたいで、中で過ごしてます。
このままゆったりと長生きしてね😃 pic.twitter.com/Y1SX5q3aBL— ねこママ (@sanaemama4422) July 21, 2021
老猫に合わせた環境とサービスがあり、以下のように介助と健康管理、そして安全への配慮が充実しています。
<介助サービス>
<健康管理>
<安全管理>
これらのサービスを、猫介護の専門教育と研修を受けたスタッフが実施します。猫にとっては理想的な環境であり、快適かつ幸せに過ごせるはずです。
上記のように老猫ホームは、年老いた猫にとって暮らしやすい場所です。
しかし自身の場合老猫ホームを利用すべきかわからない人も多いでしょう。
これは猫の老化具合を中心に判断すればOK。
上記に当てはまるなら猫は高齢化しており、住宅での生活に程度の差こそあれど何らかの負担を感じています。
この状況では、老猫ホームへの入居を検討するのが良いでしょう。
老猫ホームを利用するかどうかは、猫の老化具合を中心に考えますが、とはいえ飼い主の負担も考慮に入れる必要があります。
飼い主にも要介護者としての負担があり、これはけっして小さなものではありません。
また、「弱っていく姿を見るのがあまりにもつらい」と述べる人もいます。
20才の猫が少し前から
介護生活となり目が離せない昼夜を問わずに全てに
介助が必要。日に日に弱る姿を見るのは
とても辛い。
それでも何とか生きてくれて
感謝しかない。— 💎☆ᓚᘏᗢ mm ᗢᘏᓗ☆💎 (@389m1977) June 8, 2022
心身両面でつらい思いをしているなら、老猫ホームを検討してよいでしょう。
老猫ホームを利用するのはけっして無責任ではありません。
たしかに「飼ったら最後まで”面倒を見るべき”だ」という趣旨の批判は気になるでしょう。
しかし状況に応じて老猫ホームを頼るのも”面倒の見方”のひとつであり、必ずしも側に一緒に暮らすことだけが答えではありません。
むしろ不十分な自宅介護よりも安定した施設介護を受けさせるほうが、猫にとっては快適で安全なケースも多々あり、むしろ良心的な判断だといえます。
老猫ホームの利用料金は1年で400,000円から500,000円が目安です。内訳一例は以下のとおり。
猫の介護には高度な知識と相応の負担が求められるもの。そのため費用はやや高額になります。
動物愛護団体の預かりサービスなら、300,000円から500,000円の費用で一生涯預けることが可能。
つまり老猫ホーム1年ぶんの料金で最期まで面倒を見てもらえるので、費用は相当おさえられます。
動物愛護団体ねこほーむでも生涯に渡る引き取りのご相談をお受けしているので、ぜひ一度ご連絡ください。
利用を検討している方へ向けて、各地域での主要な老猫ホームの施設情報を紹介します。
都道府県 |
施設名 |
所在地 |
電話番号 |
北海道 |
北海道釧路市春日町3-6 |
0154-64-1385 |
|
群馬県 |
群馬県前橋市南町4-39-5 |
027-226-1219 |
|
茨城県 |
茨城県つくば市沼田579 |
029-886-3601 |
|
東京都 |
東京都大田区大森南1-23-5 |
0120-22-4205 |
|
東京都 |
東京都町田市金井1丁目41-9 |
042-370-0778 |
|
千葉県 |
千葉県柏市しいの木台5-29-2 |
080-4151-7730 |
|
埼玉県 |
埼玉県加須市久下5-316-1 |
0480-37-8102 |
|
大阪府 |
大阪府茨木市竹橋町8-12 |
072-646-8251 |
|
大阪府 |
大阪府大阪市都島区都島南通1-20-9 |
06-6921-0590 |
|
京都府 |
京都府亀岡市西別院町犬甘野泓38 |
0120-732-303 |
|
広島県 |
広島市安佐北区落合南1丁目11-18 |
082-842-7002 |
|
福岡県 |
福岡県北九州市門司区高田1丁目2-25 |
093-980-6537 |
老猫ホームの施設数は増加傾向にあるものの、まだ全国に幅広くあるわけではありません。
市区町村、もしくは都道府県をまたいで預けるケースもあり、ある程度距離が離れやすい点には注意しましょう。
本記事では老猫ホームについて解説しました。最後に大切なポイントをおさらいしておきましょう。
年老いた猫を助けながら暮らすのは、人間の介護と同じか、もしくはそれ以上の負担があります。
そのうえで高度な介護サービスを提供する老猫ホームは頼りになる存在。
介護負担や猫のようすを考え、入所が必要かどうか一度検討してみましょう。
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