2022.05.17
という人は多いのではないでしょうか? 猫を一時的に預かりしてもらうのは、さほど難しいことではありません。
ただし預かり先を間違えると、猫に大きなストレスを感じたり、余計な費用がかかったりします。
適切な預かりサービスが見つかるよう、本記事では以下の点を解説します。
本記事を参考に、最もフィットする預かり先を見つけましょう。
もくじ
猫の預かり・引き取りができる施設とサービスは以下3つあります。
上記のうち、状況によって利用するべき施設が変わってきます。
それぞれの特徴や利用料金についておさえておきましょう。
日帰り、もしくは数日の預かりならペットホテルがおすすめです。
民間の会社が提供する動物専用の宿泊施設で、ホテルを名乗るだけあって快適な環境が備わっています。
おはようございます!
昨年末オープンした
ペットホームOHANAさん✨
介護が必要な犬猫も利用できるペットホテルです😊
料金は三重県内最安値?小型犬一泊
通常2400円
介護2900円
会員2000円菰野町大字福村94−3
070−8420−7227 pic.twitter.com/UIcgUMrTFs— HIZU〜三重を見ちゃんねる〜 (@hizusaku75) January 14, 2021
基本的にケージ飼育で、一頭ずつ隔離されるのでとても安心です。
またペットホテルによって以下のようなサービスも完備。
これなら快適に過ごせそうですね。 料金は1泊3,000円〜4,000円が相場で、短期滞在ならさほど負担も大きくありません。
少しの間預かるだけなら、ペットホテルを活用しましょう。
利用のステップは以下のとおりです。
ちなみにペットホテルを探すときは、インターネットで地域名+ペットホテルと検索すれば、すぐに見つけられます。
基本的に人間が旅行先のホテルを予約するようなもので、あまり難しい手続きはありません。
数日〜数ヶ月程度預けるならNPO法人がおすすめ。
普段は不幸な猫をやさしく保護して、大切に育てている団体なので、預かり先としてはかなり信頼できるでしょう。
預かり費用は1泊2,000円〜3,000円、ペットホテルと比較すると安いため、長期的な滞在でも金銭的負担が小さくなります。
利用の手順は以下のとおりです。
注意点は、ペットホテルのように即日で宿泊できないこと。
たいてい事前に対面での打ち合わせが必要なので注意してください。
なお、ペットホテルのさらに詳しい情報は下記でも解説しています。
NPO法人は、数ヶ月単位ではなく、猫が最後を迎えるまで責任を持って育てる支援も実施しています。
生涯にわたる預かりを依頼するなら、一度相談してみましょう。
猫の一時的な預かりでは個人のボランティアを利用する方法もあります。
あくまでも奉仕活動なので、無償もしくは1日1,000円ほどの報酬で預かってもらえる料金の安さがメリットです。
ただ、「どうやってボランティアを探せば良いの?」と思った人も多いでしょう。
最近ではNYATCHINGや猫アズカルなどマッチングサービスを利用すれば、すぐに預かり先を見つけることが可能です。
マッチングサービスを使えば、安心して猫を預けられる個人のボランティアを見つけられます。
例えばNYATCHINGでは、登録して預かり手のプロフィールを閲覧することが可能です。
(引用:NYATCHING)
プロフィールでは、名前や居住地、本人確認の有無チェックすることが可能です。
さらに過去のお世話(預かり)やレビュー、猫の飼育歴なども確認できます。
つまりボランティアがどんな人で、利用者からどう評価されているか事前にわかるので、安心して預け先を探せるわけですね。
プロフィールを参考にして、信頼できる人を見つけましょう。
うまくサービスを使って、ボランティアとして活躍しましょう。
最後に猫の預かりと引き取りで頻出する質問に回答します。
細かい疑問を解決し、納得したうえで預かりサービスを利用しましょう。
NPO法人やペットホテルでは、基本的には母体の健康や施設の負担の関係から、妊娠している猫の預かりを受け入れていません。
個人のボランティアでは対応しているケースもありますが、妊娠している場合は獣医でも慎重になるほどの徹底した配慮が必要です。
その点を踏まえれば、よほど信頼できる人物でない限り預けるのはやめておきましょう。
食事については短期の預かりであれば持ち込んだフードが提供されます。
中長期であれば施設が考案したメニューを提供する仕組みです。
心配なら宿泊前に食事の提供内容は確認しておくと安心できるでしょう。
猫の一時預かりでは、むしろ使い慣れているものは積極的に持ち込みましょう。
なぜなら親しみあるベッドやトイレなら猫の心理的な負担を軽減できるからです。
家族以外にはそうそう懐かない性格を見てもわかるように、猫にとって新しい環境で過ごすこと自体が大きなストレス。
しかし慣れ親しんだベッドやトイレ、あるいはおもちゃがあればある程度安心して過ごせるので、むしろ積極的に持ち込みましょう。
猫を一時預かりする場合は間違っても保健所を利用してはいけません。
保健所がやっているのは飼えなくなった猫の預かりではなく”引き取り”で、最終的には殺処分されます。
一般的な殺処分機です。
オールステンレス…広島県のを知りたいです。 pic.twitter.com/M39UBkYHK9— へちまこ7 (@Chicoli07) June 29, 2019
上記の画像はドリームボックスと呼ばれる装置です。この中に猫を閉じ込め、炭酸ガスを送ることで処分します。
猫たちの命を守るためにも、保健所での引き取りだけは避けましょう。
誰しもがいつでも大切な家族である猫のそばにいたいはずです。
しかし出張や旅行、転勤や入院など、致し方ない理由で一時的に飼えなくなるケースも。
そんなときは猫の預かりサービスを利用しましょう。
ペットホテルとNPO施設、そして個人のボランティアは、猫を充実した環境で大切に飼育してくれるので安心です。
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