2022.05.30
上記のように考えている人は多いのではないでしょうか?
結論からいえば動物愛護団体から猫を引き取って里親になれるし、自分の家の子を生涯引き取ってくれる場所でもあります。
飼えなくなった猫を引き取って飼育したり、里親を探したりしています。
全国各地に設置されていて、たいていお住まいの近くにもいくつかあるでしょう。
しかし引き取りの条件や費用、手続き方法がわからない人も多いはずです。 そこで本記事では以下を解説します。
引き取りたい人、引き取ってほしい人、それぞれに必要な情報と手引きをまとめているのでぜひご参考ください。
もくじ
まずは里親になるため、以下を解説します。
最初に里親の条件をクリアできるか確認し、費用、手続きを順番に確認しましょう。
里親になる条件は以下の4つです。
ペット可、室内飼育、このあたりでつまずくことはほぼありません。
ただ不妊手術を受けさせる場合は費用として20,000円〜30,000円かかることに注意。
里親にとって何よりも大切なのは、飼育放棄しないと約束し、責任を持って最期まで面倒を見ること。
猫と一緒に暮らす喜びは何物にも代え難いのですが、楽しいことばかりではなく、根気よくしつけや世話をしてやる必要があります。
そこに不安を感じるなら、不自由なく育てていけるのか、猫の将来のためにも一度冷静になって考えてみましょう。
(引用:埼玉県)
上記は埼玉県の動物指導センターが里親に提出させる誓約項目で、他府県でも同等の条件が求められます。
「この誓約書でも、自信を持ってサインできる!」と判断できる場合のみ、下記で譲渡費用や手続き内容を確認してください。
動物愛護団体から猫を引き取る際の譲渡費用のは30,000円〜50,000円程度。 この金額は、下記の名目が合わさったものだと考えてください。
「なぜ引き取る側なのにお金がかかるのか」と疑問に思う人も多いでしょう。
しかし団体も無料で手術や検査を受けさせられるわけではなく、里親が一部負担しないと経営が成り立たないのが現実。
けっして安くない金額ですが、少なくともペットショップで購入するよりは安くおさえられます。
興味がある方はぜひ電話もしくはメールでお問い合わせください。
実際に猫を引き取る手順は以下のとおり。これにはやや時間がかかります。
上記の流れが終わって猫を引き取れるまで1,2週間かかります。
動物愛護団体の施設は、地域名+動物愛護団体で検索すればすぐ見つかるはず。
ポイントは個別面談。ここで里親として問題がないかいくつか質問で確認されます。
例えば企業の面接のように身構える必要はないですが、猫を最後まで責任を持って育てる決意は伝えるようにしましょう。
ただし今施設内にいる子の中から選ぶのであって、完全に要望どおりになるわけではないので注意してください。
動物愛護団体ではなく動物愛護センターから猫を引き取りするのもひとつです。
これは保健所などが集められた猫たちが集められる場所。
近隣の動物愛護センターに問い合わせれば、引き取りの手続きを案内してくれます。
ガス室で窒息死させられる悲しい結末が待っているので、ここで里親になることは命を救うのと同じです。
動物愛護センターの猫たちを救いたいと思うなら、以下の記事で条件や費用、手続きをまとめているので、参考にしてください。
動物愛護団体は、猫を引き取ってくれる施設でもあります。
飼育環境が整っていて、優しい飼育スタッフがいつも見守っているので、猫たちにとって幸せな場所です。
預けられる子たちの幸せのためにも、まず動物愛護団体を頼ってみましょう。
今回は引き取りにかかる条件や手続きを解説するので、確認のうえ検討してみてください。
引き取りしてもらう条件と費用は以下のとおりです。
猫を飼うときに一般的に必要となる不妊手術などの処置は終わらせておく必要がありますが、ほとんどは実施済でしょう。
問題は引き取り費用が250,000円から300,000円かかる点ですが、これは猫の安全で幸福な一生を保証するうえで必要です。
少し厳しい金額かもしれませんが、飼い主として最後の役目を果たせないか、よく考えてみましょう。
どうしても厳しい時は、引き取り費用は分割払いできるケースがあります。
何ヶ月にわたりいくら支払うのか、状況や施設ごとで異なるので一度相談してみましょう。
かならず対応してくれるわけではないですが、ある程度事情を考慮してくれるかもしれません。
動物愛護団体に猫を引き取ってもらう手続きはさほど難しくありませが、2,3回施設に出向くなどの手間はかかります。
最初に連絡を取り、費用と条件が折り合えば、一度猫を連れて面談に行きます。 そこで最終確認して問題がなければ、猫を引き渡す流れです。
まずはインターネットで地域名+動物愛護団体+引き取りで検索し、連絡を取ってみましょう。
団体での引き取り費用が厳しいなら、里親募集サイトを使うのもひとつ。
これは、猫を引き取ってほしい人と、引き取りたい人をマッチングするためのサービス。
無償あるいは少額で猫を引き取ってくれるボランティアが見つかるかもしれません。
例えば以下のサービスで里親を探せます。
サイトに猫のプロフィールを登録して里親を募集したり、こちらからお願いのメッセージを送ったりできます。
くわしい使い方や条件は以下の記事で解説しているので、興味があればご覧ください。
不幸な猫たちを引き取りするには?引き取って欲しい人にも方法を解説
本記事では動物愛護団体にいる猫の引き取りについて解説しました。 最後にもう一度大切なポイントを振り返ってみましょう。
動物愛護団体には、新しい家族を待つ猫がたくさん住んでいます。
引き取りには多少費用がかかりますが、そのお金は施設の運営費となり、不幸な猫を減らすための活動に充てられます。
猫たちのためにも、ぜひ里親として声を上げてみましょう。
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