2025.08.31
このような疑問や不安を持っている方は多いのではないでしょうか?
猫との暮らしには科学的にも証明されたさまざまなメリットがあり、心身ともにポジティブな変化が期待できます。
本記事では、猫を飼うことで人生が変わる理由や、猫と出会う方法や飼育準備のステップなどを詳しく解説。
猫との暮らしを前向きに考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
猫を飼うことには数多くのメリットがあり、実際に「人生が変わった」と感想を述べる人もいます。
主なメリットとして以下が挙げられるでしょう。
精神面、生活面にさまざまなメリットがもたらされます。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
まず、幸福感が向上し、同時にヒーリング効果が得られる点が挙げられます。
幸福感に関しては、科学的な裏付けがあります。
研究報告によれば、猫との日常的な触れ合いは、ストレスホルモンの分泌をおさえ、さらにリラックス効果のあるオキシトシンの生成を助けるとのこと。
さらに、一日10分程度のふれあいでも、感情の昂りがおさえられ、リラックス効果があるとする説もあります。
したがって猫との暮らしにより、幸福感が向上し、一種のヒーリング効果が得られるといえるでしょう。
さらに生活リズムが整い、健康的に暮らせるメリットもあります。
猫の食事やトイレの世話をするなかで自然と規則正しい生活になり、早寝早起きの習慣も身につきやすくなります。猫が起こしてくれる場合もあるでしょう。
また、猫の飼育費用を捻出するため、金銭管理が上手にできるようになるかもしれません。
猫を飼育する責任感から、自身の生活リズムが正され、結果として健康になれるケースは多々あります。
また、孤独感が解消される点もメリットもあります。
一緒に暮らすことでコミュニケーションの機会が増え、孤独ではないと実感できます。
特に一人暮らしの家庭などでは、このメリットは強く感じられるでしょう。
さらに、猫を通じてほかの飼い主との交流が生まれることも。
たとえばSNSで交流する、近所の飼い主と会話するなどして、社会的なつながりが増えていくでしょう。
親戚の猫ちゃんと少し交流会🐈
ちゃんとご挨拶できてえらいね👏 pic.twitter.com/iGiagNdsAv— ぽむたろ (@potacas_) August 18, 2025
猫がいることがきっかけに恋人ができた、というケースもあります。
整理整頓が習慣化されるのもメリットです。
猫は清潔な環境を好むため、飼い主も自然と部屋を整えるようになります。
また、毛玉やトイレ周りの掃除を経験することから、清掃のクセが身につけられるでしょう。
さらに猫による物損の破壊、誤飲を避けるため、きちんと片付けをするようにもなります。
健康面だけでなく、物の管理がていねいになるのは、生活面での大きなメリットです。
飼い主自身のストレスが解消され、自己肯定感が向上する可能性もあります。
猫を飼育するためには、日頃の世話や整理整頓、猫の体調管理などが必要です。
また、ある程度のお金を貯める努力も求められるでしょう。
このように「猫をきちんと世話している」ことを実感し、自己肯定感が向上するケースがあります。
自己肯定感は、人間が社会で健康に生きていくうえで重要な感情です。これを生活のなかで培えるのは、非常に大きなメリットといえるでしょう。
猫を飼い始めるには、まず猫と出会う必要があります。一般的には以下が挙げられるでしょう。
ペットショップで購入するほか、さまざまな方法で譲渡を受けられます。それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
まず、ペットショップで購入する方法が考えられます。
ペットショップでは、月齢が浅く、容姿や健康状態がよい猫と出会えます。
また、すでに予防接種や不妊・去勢手術を受けているケースが多いので安心。
一方でペットショップで購入する場合、費用面が心配されます。月齢や猫種によっては、20万円以上かかるかもしれません。
出典:COO&RIKU
経済的な余裕がある場合にのみ、ペットショップが選択肢に入るでしょう。
なお、ペットショップで購入した場合は、店舗からのアフターサービスが受けられる場合もあります。
里親として、引き取り手を探す保護猫を受け入れる選択肢もあります。
保護猫とは、何らかの事情で保護施設にいる猫を指します。
保護施設に申し出て、引き取りに関する条件をクリアすれば、さほど費用をかけず譲渡されるでしょう。
保護施設の一例として、動物愛護センターや動物愛護団体などが挙げられます。近隣の保護施設のWebサイトなどを見て、引き取りできるか検討しましょう。
また、保健所にいる猫を引き取る方法もあるでしょう。
ねこほーむも、保護猫を預かっている動物愛護団体のひとつ。随時、保護猫の引き取り手を探しています。
興味がある方は、ぜひ一度ご連絡ください。
信頼できる友人や知人から譲渡を受ける方法があります。
この場合は、ほとんどの場合無償で引き取りできるのがメリット。
たとえば猫の出産があった家庭で、子猫を譲ってもらう方法が考えられます。
場合によっては成猫を引き取ることもあるでしょう。
直接に相談できる友人や知人がいない場合でも、SNSを通して出会える可能性があります。
【里親さん募集中by京都】
うちも先住猫3匹いるし、情が湧いちゃうからいつまでもダラダラ預かれない…
🐈⬛白っぽいミケ♀ (BD.2024.10)
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— む。 (@Nog_1203) January 27, 2025
興味があればコンタクトを取るとよいでしょう。ただし、譲渡する側は、信頼できる飼い主を求めています。
その信頼に応えられることを示すのが、何よりも大切です。
譲渡会とは、何らかの理由で保護猫になった猫などの譲渡先を見つけるための催しです。
一般に多くの猫がイベントスペースに集められ、そのなかから譲渡を受けたい猫を選べます。
さまざまな猫種のなかから選べるのは大きなメリットとなるでしょう。
譲渡会の開催動向は、haguなどで簡単に見つけられます。現在では保護猫活動が活発化したため、譲渡会の開催頻度も向上しています。
ただし、数千円の譲渡費用がかかる、譲渡を受けるには条件が設けられている可能性に注意しましょう。
また、人気の猫種はすぐに譲渡先が決まってしまう点にも注意が必要です。
実際に猫を飼う際は、事前の準備が必要です。
以下の準備ができていれば、スムーズに飼育を始められるでしょう。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
まず、猫を飼うのに必要なアイテムをそろえましょう。おおむね以下が揃っていれば問題ありません。
これだけ揃えておけば困ることはまずありません。このグッズは、10,000円から20,000円ほどで揃えられます。
金銭的に余裕があれば、ペットカメラや自動清掃機能付きトイレなどを揃えましょう。
以下のような、大型のケージなども便利です。
また、猫が安心して過ごせる環境を整えるのも大切です。
感電のリスクを避けるため、コードにカバーをつけておきましょう。
また、誤飲を防ぐために食べ物を隠すのも大切です。怪我を防ぐために卓上の落下物を取り除いておきましょう。
動物病院の位置を把握することには、緊急時の対応をスムーズにする意味があります。
猫が家にやってくる前に、脱走対策も実施しましょう。
一度外に出てしまうと、交通事故に遭ったり、迷子になって戻って来られなくなったりするおそれがあります。
たとえば以下の対策が考えられます。
脱走防止用ネットとは、以下のようなものを指します。
ベランダで猫が三匹くつろいでいます。太陽の日射しを浴びて気持ち良さそうです😸
(ベランダには脱走防止策として、防鳥ネットを張っています)
今週は(水)(木)(金)と三日間連続で朝7時から昼すぎまで猫ポラをしました。疲れましたが、毎日しっかり睡眠とっているので大丈夫です💮 pic.twitter.com/s6tCwlZgTp
— うつりにけりな (@uturinikerina) April 26, 2024
このように対策して、脱走が生じないように徹底しましょう。
ワクチン接種や避妊もしくは去勢手術は、例外なく実施する必要があります。
ワクチンは、猫に心配されるさまざまな感染症を防ぐうえで必須の処置です。
避妊と去勢に関してはそれ以上に重要な手術です。猫は生殖能力を持つようになると、繁殖を目的とした行動を取るでしょう。
そうすると、室内を激しく走り回ったり、攻撃的になったりと、日常の飼育に支障をきたすこともあります。そのため、去勢・避妊手術を受けさせて、猫の気持ちを落ち着かせてあげることが大切です。
手術にかかる費用は動物病院によって異なりますが、おおむね20,000円〜40,000円ほどが目安です。
手術は生後6ヶ月ごろから受けられるため、その時期になったら早めに動物病院に相談してみましょう。
関連記事▶︎猫の去勢手術はいつ受けるべき?費用・手術内容・術後のケアも解説
本記事では、猫との暮らしや人生の変化に関して解説しました。
ここではよくある質問に回答します。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
猫を飼うと運気が上がると主張する人は一定数います。
歴史的にも、猫の置物が縁起物とされるなど、古くから幸運を司るとされているのは事実。
とはいえ、猫を飼うと運気が上がる、もしくは「運」そのものが科学されていません。
したがって、「猫を飼うとラッキーになる」とは言い難いでしょう。
ただし、仮に運気が上がらないにしても、猫と一緒にいれば幸福感が向上し、生活リズムが整うなどのメリットが得られるのは事実です。
その点を踏まえて、「運気が上がる」と表現できるかもしれません。
猫を飼うと、家には以下の変化が訪れます。
猫と一緒に暮らしていると、ある程度汚れたり、破損したりすることは十分に想定されます。
そのぶん清掃したり、そもそも汚れたり壊れたりしないよう対策するのが大切です。
猫を飼うデメリットとして以下が挙げられます。
主に金銭面、生活面でのデメリットが目立ちます。
特に金銭面の問題は重要で、たとえば病院にかかると1回の受診で数万円の請求がかかることも。そのほかにも、清掃の手間が増えたり、行動が制限されたりする部分もあります。
一方で、それらのデメリットをすべて踏まえたとしても、「猫と出会えてよかった」と語る飼い主が大半です。
本当にこの猫と出会えてよかった pic.twitter.com/dHlxjDNufr
— やわとろ (@e_t8a) April 8, 2025
もし猫を飼育するなら、金銭面や生活面でのデメリットがあっても、それを受け入れられるかどうかを考える必要があるでしょう。そのうえで責任を持って飼育するのが大切です。
以下の条件に当てはまる人は、一般に猫を飼うのに向いています。
猫はそれなりに手間がかかる動物であり、また病気なども心配する必要があります。
猫を家族として大切にし、実際の世話もやり遂げられる人が、猫を飼うのに向いているといえるでしょう。
本記事では、猫を飼うことで得られるメリットや出会い方などを解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
猫とともに暮らし始めて、人生が大きく変わるほどの変化を経験することは十分にあり得ます。
幸福感を得たり、自分自身の生活が変わったりすれば、人生そのものが上向くと期待できるでしょう。
ぜひ猫との出会いを見つけて、飼い主の責任を果たすことを念頭に置きつつ、幸せな日々を過ごしましょう。
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