2022.05.20
数あるお問合せの中には、今ではなく将来的に猫を飼えなくなってしまう事態になったしまった時のことを心配したお問合せがあります。
今飼っている猫ちゃんを心配する気持ちはよくわかります。
同じ心配をされている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
生前という言葉を使っていますが、飼い主さんが亡くなってしまうこと前提だけのものではありません。
この先、何があるか誰にもわかりません。
大病を患ってしまうかもしれませんし、事故にあってしまうこともあるでしょう。
ある時からアレルギーを発症してしまい、愛猫と一緒にいることが出来なくなってしまうことも考えられます。
生前契約は、万が一飼えなくなってしまった場合に、ねこほーむが責任を持って代理飼育をするという「お約束」になります。
その時が来たら早急に猫ちゃんをお迎えに上がります。
また、何年後のいつから当ホームでお預かりをするという方法も出来ます。
生前契約をすることで、今のうちから猫ちゃんの行き場所を決められ、それによって安心出来るのではないでしょうか。
生前契約を行う際は、ご家族やご親戚、後見人の方にそのことをお伝えください。
もし飼い主さんがお亡くなりになられた場合には、そのことを知っている方より当ホームにご連絡を頂戴するためです。
ご一緒に契約をされてもいいと思います。 確実にねこほーむへご連絡が出来るようにしてください。
現在、飼い主さん中には、ご健在であっても当ホームで猫ちゃんをお預かりして、定期的にご面会に来られている方もいらっしゃいます。
毎月や2カ月に1回といったペースでご面会に来られる方もいれば、毎年1回という方もいらっしゃいます。
選択肢の一つとしてお考えいただければと思います。
今後、猫ちゃんが飼えなくなってしまうかもしれない可能性はどなたにもあります。
なので、その時のためのことを今から考えておく必要がどなたにもあるという事です。
上記していることになりますが、すぐにというわけではなく、どこに預けるのかなどの目ぼしはつけていた方がいいでしょう。
実際にその時に何の準備もなければ焦ってしまい冷静な判断が出来ません。
また、今から探すことでご自身の要望に合った施設をしっかりと探すことが出来ます。
ご親戚の方にお願いするというのもひとつの選択肢でしょう。
飼ってくれるという約束をするだけでなく、すでに決めてある預け先に預けてもらうのをお願いするのもいいと思います。
そちらのほうが、ご親戚の方が飼える環境でなくていいため頼みやすいのではないでしょうか。
こちらの場合でも同様に、飼ってくれる方を探すのと預け先に連れて行ってもらえる方を探しておくのもいいと思います。
ただ、ご友人にお願いをする場合には、事前にご親戚の方にもそのことを伝えておく必要があります。
もし飼い主さんに何かあった際の愛猫の事をご心配されることはとても大切なことだと思います。
これまで考えたことがなかった方も、この機会に是非真剣にお考えいただきたいです。
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