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ゴロゴロについて

猫ちゃんの「ゴロゴロ」について


猫ちゃんを撫でていると「ゴロゴロ」と聞こえてきますが、実はこの「ゴロゴロ」は何故鳴らすのか、どのように鳴らしているのかがまだハッキリとわかっていないそうです。
なので今回は猫ちゃんの「ゴロゴロ」についてのいろいろな事を紹介したいと思います。

①赤ちゃん返り説
子猫が母乳を飲むときによくゴロゴロと音を出します。これは母親に安心感を伝えるため、潰されないように自分の存在を伝えるためなどが考えられています。
このことから一種の赤ちゃん返り、安心感や幸福感を感じて「ゴロゴロ」と鳴らすという説を動物学者のパウル・ライハウゼンさんが提唱していて、今日では最も信じられている説だといわれています。
甘えたいときなどに喉を鳴らすのも赤ちゃん返りしているのでしょうか。

②何かを要求しているとき
遊んでほしかったりカマってほしいときなど何か要求しているときに「ゴロゴロ」と鳴らすことがあります。
近くに来たと思ったら、まだ触ってないのに喉が鳴る音を聞いたことはないでしょうか。
①の「ゴロゴロ」に高周波の声が含まれているそうです。

③痛いときや苦しいとき
「ゴロゴロ」には治癒効果や癒しの効果もあるといわれています。
なので怪我をしたときや体調が悪いときに喉を鳴らすことがあるそうです。

④気持ちを落ち着かせようとしているとき
ストレスを感じたときやビックリしたときなど、自分を落ち着かせるために喉を鳴らします。以前、猫ちゃんを動物病院に連れて行ったときに、診察台の上で喉を鳴らしていました。その時に獣医さんに教えてもらいました。

⑤仲間を心配しているとき
元気がない仲間の近くに行きグルーミングや喉を鳴らすことがあります。

⑥死期が近いとき
自分の死期を悟ったときに喉を鳴らす猫ちゃんもいるみたいです。

③、④、⑤で共通しているのは落ち着かせるといった効果があり、自分にも他の猫にも効き目があるということです。

喉を鳴らす理由の他にも喉の鳴らし方にも説があります。
喉頭説
喉頭の筋肉が細かく痙攣し、声門を振動させることで鳴るという説。
胸腔説
静脈血が腹部から胸部へ入るとき血流が胸腔内で反響するという説。
軟口蓋説
のどの奥の軟口蓋(なんこうがい)が動くという説。
血管説
動脈の血管壁に血液が強く当たって音が鳴るという説。
一番有力だとされている説は、喉頭筋説だとされています。

猫のゴロゴロと一口に言っても、こんなにも多くの意味があります。
人間で言えば、赤ちゃんの泣き声で「お腹が空いた」「オムツが汚れた」などお母さんはわかるといったように猫ちゃんに対してなれればと思います。

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