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和歌山電鉄、貴志駅、駅長たまちゃん

こんにちは、NPO法人ねこほーむです。
日本各地で豪雨により様々な被害が出ているそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ねこほーむでも、シェルター周辺連日のように雨が降ったり止んだりを繰り返しております。大きな被害にならなければと思います。

和歌山県の和歌山電鉄、名物駅長「たま駅長」

昨日ニュースに取り上げられてましたが、和歌山県の和歌山電鉄の名物駅長、「たま」ちゃんのニュースをご紹介したいと思います。
たま駅長

たまちゃんと、和歌山電鉄さんの出会いは、飼い主様のご事情により、飼えなくなってしまったたまちゃんを、和歌山電鉄の貴志駅に置いてほしいと、飼い主様自ら和歌山電鉄さんにお願いしたのが始まりでした。
まず、和歌山電鉄の方がたまちゃんに会いに行き、そのじっと見据えるような瞳に何かを感じたそうです。
そこで「たまちゃんを救うには駅長にするしかない」とひらめいたそうです。
駅長に就任すると、何をどうしてほしいと頼んだわけでも無いのに、たまちゃんは、改札口に乗ってお客さんのお見送り、お出迎えや、プラットホームの見回りをしてくれたそうです。
たま駅長2
その姿が話題となり、マスコミや、インターネットで配信され、和歌山電鉄の知名度は一気に上がりました。
そして、これを一つのきっかけに全国の困っていた地方電鉄に光が当たります。
公有民営が鉄道で法制化され、厳しい70近くの地方鉄道が、今後地域のために残るきっかけができ、交通政策基本法につながっていったという声もあります。
たまちゃんは残念ながら、先日お亡くなりになりましたがたまちゃんの功績は日本の地方鉄道、その地域に住む人たちの生活を救う上でとても重要な役割を担ったのではないでしょうか?
そのように考えることも出来るかと思います。
ねこほーむスタッフ一同、心からたまちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。

ねこほーむとして、行き場のなくなった猫ちゃんを受け入れた和歌山電鉄さんの心の温かさにとても感銘を受けました。
そしてなにより、たま駅長ご健在の頃に一度訪ねてみたかったと思います。

ただ、和歌山電鉄さんは、飼えなくなった猫ちゃんをお預かりする場所ではございません。

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