2016.06.09
こんにちは!NPO法人ねこほーむです。
本日は、「猫ニキビ」について書きたいと思います。
「猫ちゃんにもニキビってできるの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。実際に私もそう思っていました。
猫座瘡(ねこざそう)といって猫ちゃんが患う皮膚病の中では珍しいものではないそうです。
猫ちゃんのアゴに黒いブツブツがありませんか?
基本的に猫ちゃんは綺麗好きなので毛づくろいをして体を清潔に保ちますが、アゴについては直接舐めることが出来ず一番掃除しにくい部分なので汚れてしまいます。
所謂ニキビなら放っておいても大事には至らないような気がしてしまいますが、炎症がひどくなると赤く腫れて痒みが出ます。
痒くて掻き毟ってしまい、出血してしまうことも。
毛が抜ける脱毛症、または出血した場所でばい菌が繁殖してしまい、傷口に膿が溜まり膿皮病(のうひびょう)と呼ばれる状態にまで重症化してしまうケースもあります。
明確に原因がわかっているわけではないので、原因と考えられている事柄です。
・ストレス
・不衛生な環境での生活
・プラスチック容器
・ホルモンバランスの乱れ
・体質に合わないキャットフード
・細菌
・ニキビダニ
・アレルギー
・毛づくろい不足 etc..
個人的に一番気になったのはプラスチック容器です。
市販されているご飯皿や水飲み皿にはプラスチック製品が多く存在します。
プラスチックには、目に見えない大きさの穴が無数にあいていて、そこで雑菌が繁殖してしまうのです。
実際に使用されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
もしこれからも使われるのでしたら、出来るだけ清潔にしてあげて下さい。
明確な原因がわからないため、適切な治療方法がありません。
なので、対処法ですがやらないに越したことはないのではないでしょうか。
・ストレスの解消
・生活環境の改善
・容器の変更
・キャットフードの変更
・ノミ、ダニの駆除及び予防
・ブラッシング
・シャンプー
・濡れた布巾などでの掃除 etc..
生活環境の改善は、住環境や容器、飲み水の清潔を保つことが大切です。
容器の変更については、金属製のものに変更しても今度は金属アレルギーによってニキビを引き起こすことになってしまうかもしれません。それについては、個体差があるものなので変更したからと安心せずに注意深くみてあげて下さい。
猫ちゃんのアゴの掃除については、濡れた布巾の他にもノミ取りコームや歯ブラシなども効果的なようです。
やはり清潔に保つことが一番の大切になります。
清潔に保つことでニキビ以外の病気を防ぐことにもつながります。
これからもねこほーむでは、猫ちゃんたちが元気で清潔に過せるよう心掛けていきたいと思います!
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