2017.07.03
猫の肺炎の原因は主にウィルス性の鼻気管炎や感染症に細菌などの二次感染によって発症します。他にも埃や刺激物などの吸引やアレルギーや肺腫瘍、誤嚥などでも発症します。
症状としては発熱、食欲の低下、咳をする、鼻がでる、食欲が落ちる、呼吸が浅くなるといったことがあります。
症状は人間の肺炎と大きな差はないように感じます。
気管支炎や咽頭炎を併発することも多く命の危険さえあるほど楽観できる病気ではありません。
治療は肺炎の原因に合わせて薬を投与します。また薬を霧状にして吸い込んでもらう吸入療法や点眼療法などの方法もあり原因特定も重要なことです。
やはり予防をすることが一番大切だと思います。
鼻気管炎や感染症など、肺炎の要因となるウイルス感染症はワクチン接種で予防することが出来ます。1年に1回のワクチン接種は欠かさずに受けて下さい。
埃などを吸い込んでも発症してしまうため部屋や玩具などを常に清潔に保つこともとても大切です。
患ってしまった場合には早期治療が何よりも大切です。重症化してからでは遅いのです。
肺炎は進行がとても早いため症状がみられるときや疑いがあるときには直ぐに病院へ連れて行ってあげてください。
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