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猫雑学〜アメリカンカール〜

先日、新しく神奈川県横浜市の飼い主さんからアメリカンカールの男の子をお預かりし、以前にお預かりしたカール君というアメリカンカールとはずいぶんと特徴が違うのでちょっと調べてみました。知っている方も多くいらっしゃるかと思いますので、もし間違ったところがあればご指摘をお願い致します。

アメリカンカールとアメリカンショートヘアー

もしかしたらアメリカンショートヘアーの耳がカールしているのがアメリカンカールだと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、血統などの話からすると全く関係ありません。見た目は似ているかもしれませんが、起源とされていることがまるで違うのです。

アメリカンカールの起源

名前からわかるように、原産国はアメリカです。アメリカのルーガ夫妻がカール耳の野良猫を保護したことがきっかけとされています。シュラミスという名前をつけたこの猫が子供を作ると、子供の半数がカール耳だったことからこの耳は遺伝するのだとわかり、品種確立のために計画的に繁殖され今に至ります。

特徴

なんといっても一番の特徴は耳がカールしていることでしょう。名前の由来にもなっているのですからね。しかし、意外な事実を知ることになりました。

耳がカールしている割合は約50%

一番目立つ特徴と言える耳ですが、実際のカール確率は約50%となんとも言えない数字です。今まで耳がカールしていないアメリカンカールを見たことがないと思ってしまいましたが、通常のタチ耳だとアメリカンカールということに気付かなかっただけかもしれませんね。

長毛種と短毛種がいる

アメリカンカールには長毛種と短毛種がいます。シュラミスは長毛種でしたが、その子供のメルセデスが短毛種であり現在の短毛種のルーツとなっています。ちなみに、同じ種類の猫でも毛の長さが違う種があるということが認められた最初がアメリカンカールだそうです。

様々な毛色がいる

遺伝子プールを広げる目的で雑種との交配が認められているため様々な毛色があります。アメリカンカールを飼いたい方からすると悩みの種となってしまいそうですね。

最後に

まだまだ書くことはたくさんあるのですが、あまりにも長くなりそうなのでこのへんにしようかと思います。笑
どこかおかしなところがありましたらご指摘いただけますと幸いです。

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