2019.07.09
主に強い痒みがでます。花粉などの季節によって変化するものが原因で発症している場合には、季節によって痒みの強さが変わります。
痒みが強いので、掻きむしってしまったり過剰に舐めてしまいます。その結果、患部の皮膚が爛れてしまうことがあります。
また、慢性的な外耳炎や結膜炎を発症してしまうこともあります。
ダニやホコリ、空気中のカビや花粉などを吸引したり肌に触れることで反応し発症します。
原因となるアレルゲン物質を特定し、それらが猫に触れないよう掃除などを行います。
アレルゲン物質の特定は動物病院で血液検査をうけます。
ハウスダストが原因の場合には部屋の掃除を徹底して行い部屋を清潔に保つ、花粉が原因なら窓の開閉を控えたり外から帰宅したときに花粉を払ってから家に入る、などといったことを行います。
ストレスがかからないようにすることも効果的です。
治療は、上記した予防に加えてステロイド剤や抗ヒスタミン剤の投与が行われます。しかし、これらは副作用があるために兎に角あげればいいというものではありません。
やはり治療という観点からみても、居住スペースの清潔を保つことが一番大切になりますので、こまめな掃除は必ず行ってあげてください。
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