2021.03.05
こんにちは。NPO法人ねこほーむです。 老猫ホームに愛猫を預けるという事はほとんどの方が未経験の事かと思います。 実際にねこほーむに猫を預けたいと言うお問い合わせの中でも 「初めての事で右も左も分からない」と仰る方が初めてです。 そこで本日は猫を老猫ホームに預ける時に事前に確認しておきたい事をご紹介致します。 是非、ねこほーむ以外の老猫ホームに猫のお預けを検討されている方もお役立て頂ければと思います。
では早速ですが優先順位が高い順にご紹介していきます。
これは預けた猫との面会が可能かどうかです。 率直に申し上げると猫を生涯預かりとして預けた場合に 会う事が出来ないという施設には預けない方が賢明であります。 普段の猫がどのように生活しているか確認する事が出来ないからです。 また、これにはもう一つ意味がありまして 実際に会いに行ける場所であるのか?という事です。 様々なご事情で飼えなくなってしまうかと思いますが 例えばお引越し先がペット不可で預ける場合に 引っ越し先から老猫ホームが実質的に会いに行ける距離なのか?という事です。 面会可能な施設に預けてもご自身が行くことが出来なければ それは実質面会出来ないと言う事になってしまいます。
費用については飼い主さんの価値観によって変わってくるかと思います。 飼い主さんが納得出来るのであればそれ以上は言う事はないです。 ただ、安すぎるという事には注意して頂きたいと思います。
施設についてですが、これもどのような場所で生活してほしいと言う 飼い主さんの価値観によるところが大きいと思います。 確認して頂きたいのでは、ずっとケージで生活する事になるのか ある程度自由に生活する事が出来るのかです。 また、自由に生活する場合にもし他の猫同士慣れることが出来なければ 新たな部屋があるのか?若しくはケージに戻る事になるのか。 清掃 施設がキレイで管理が行き届いているか? 猫がたくさんいる施設はどうしても汚れてしまいがちです。 ねこほーむの体験的には毎日人が清掃しないと あっという間に取り返しのつかない汚れ具合になってしまいます。 毎日が大掃除です。 ご飯の容器 ご飯ですが毎回継ぎ足しで入れていると器が汚れています。 細かい事かも知れませんが毎日の事ですので出来ればきれいな器で食べてほしいですよね。 また、細かいところをキレイにしているところは安心して預けられる指標にもなるかと思います。
施設を見学した際に猫がどのように 生活しているかもよく確認したほうが良いかと思います。 では猫のどのような部分を確認したほうが良いかです。
まず一番は爪切りやブラッシング等の猫にメンテナンスがされているかです。 爪切りは定期的に行っていなければ猫同士での軽い喧嘩でも怪我をすることがあります。 ずっと切らずに放置すると巻き爪になり肉球に刺さることもあります。 ブラッシングがされているかですがやはり スタッフが猫とどのくらい関わっているかよく分かると思います。 但し、全ての子がと言うのは難しいと思います。 実際にねこほーむに居る猫ちゃんもみんながみんな人が好きで 触ってほしいと思っていることはありませんので。 やはりそれぞれの生性格がありますので。触られるのが嫌な猫ちゃんも間違いなくおります。
施設に居る猫がしっかりとご飯を食べているかです。 みんな揃って痩せていると不安ですよね。 猫は環境にとても敏感ですので良い環境で生活出来ている子はしっかり 食べていますのでみんなが痩せているという事はないかと思います。
老猫ホームは基本的には高齢な猫ちゃんが来るところです。 また、基本は生涯預かりとなりますので ご自身がお預けされる猫ちゃんが仮に若い猫ちゃんだとしても お預けした施設で年齢を重ねていく事になります。 高齢になり腎不全等になってしまった際にどのようなケアを してもらえるか?できれば入所前にチェックしておきたいポイントだと思います。
ねこほーむではどのようになるのかをQ&A方式でお伝えしていきます。 Q会いに行けるか、また会いに行ける距離か? Aねこほーむでは生涯預かりの猫ちゃんは基本いつでも面会を行っております。 また、場所は東京都町田市にあり、大手私鉄となりますので 基本どこからでもアクセスしやすい場所です。 Q費用について ねこほーむでは飼い主さんご事情もありますので個別に相談をさせて頂いております。 気兼ねなく相談頂ければと思います。 Q施設について ねこほーむの施設は一戸建てが全て専用の建物となっております。 これは出来る限り家庭に近い環境でお世話をしていきたいと考えています。 あまり冷たい施設感が出ないように心がけております。 また、ねこほーむでは毎日大掃除をしておりますので 基本的に施設内はキレイに保たれているかと思います。 Q高齢猫へのケア Aねこほーむでは、高齢猫を受け入れる際は最善の注意を払っています。 例えばになりますが、猫の場合一番多い疾患が腎不全になり 腎不全猫ちゃんには皮下点滴が必要となりますが ねこほーむではボランティアのスタッフ含め全員獣医師から皮下点滴のレクチャーを受けております。 そのほかにも様々な経験をもとに、高齢猫を受け入れる際の工夫を施しています。 言わば家庭飼育のプロが多数おりますので万全の体制で受け入れを行っています。
・一番気になるのは会いに行けるかです。お預けして一生のお別れになるのは辛いですね。 ・高齢猫にどのようなケアをしているか? ・ねこほーむでは引き取りの際に様々な対策を取っております。
関連記事