スタッフブログ

近所の猫に餌をあげていたらトラブルになった

こんにちは。NPO法人ねこほーむです。

本日はねこほーむに先日寄せられた猫を預けたいというお問い合わせをご紹介したいと思います。

お預けを検討されている方の参考になればと思います。

・近所の猫に餌をあげていたら近隣の方とトラブルになってしまった

・まとめ

東京都葛飾区の方からの相談 近所からのクレームで飼えなくなってしまう

東京都葛飾区の方からの相談です。

15年程、近所の特定の猫に餌をあげながら外猫として飼育していただ

近所で糞尿をしてしまいクレームが入り飼えなくなってしまうという事でした。

まずねこほーむで引き取る際は原則として猫エイズ、猫白血病が陰性であることです。

諸説ありますが、外で生活している猫のおよそ30%の割合で陽性が出るそうです。

ねこほーむに入所する際は必ず全ての猫を検査しております。

検査については飼い主さんでして頂いても大丈夫ですしねこほーむで代行して行う事もできます。

今回は飼い主さんにもお話したところ、ご自身で検査を行うとの事でした。

外猫ですがとても人に慣れているようです。

スタッフが様子を見に行った際も、足元にスリスリと来てくれていまして問題なく抱き上げる事も出来ました。

外猫は受け入れていませんでした

また、以前の話ですがねこほーむでは外猫の受け入れを一切行っていませんでした。

理由としては下記の通りとなります。

・エイズ、白血病ですが潜伏期間が3週間あり検査をしても

 偽陰性となってしまう事がある

・自分の家でだけご飯を食べていると思っていたけど違う家でもご飯を貰っていて

 そこの家の人は自分が飼っている猫だと認識していた。

 飼い主さんが2人いてもう一人の飼い主さんは勝手に連れていかれたと思っていた。

・完全に外で自由に伸び伸びと生活する事に慣れていて室内で生活すると

 外に出たがるためストレスが大きい

・ねこほーむでは完全室内飼いの猫が多く外猫と完全室内では生活のペースが

 違いすぎて他の猫への影響も大きい事がある。

以上の理由から以前は完全室内飼いの猫に限らせて頂いていましたが

外猫でも様々な子がいますので現在ではその都度相談をさせて頂いています。

今回の相談は室内でも十分に慣れていけそうな猫ですので受け入れる事となりました。

外猫に餌をあげていたらトラブルとなった

今回ですが大阪府の方からの相談です。

家の庭に遊びに来る子に餌をあげていたら居座るようになり

近隣の方とトラブルになってしまったという内容です。

その猫ちゃんですが首輪がついておりとても人に慣れている猫との事ですので

もしかしたら、どなたが飼われていて逃げてきてしまった可能性もあります。

飼い主さんが居るかもしれない猫となりますのでねこほーむでは受け入れる事が出来ませんので

相談者さんに保護してもらい動物病院等に張り紙をして飼い主さんを探す事となりました。

迷子ポット

今回のようなケースがありますので迷子ポットについてご紹介致します。

迷子ポットですが猫の首輪に小さいボトルが付いておりまして

その中に折りたたんだり丸めたりして紙を入れることが出来ます。

その紙に飼い主さんの住所や電話番号等を書いておくと

猫が家から飛び出して行ってしまった時等非常に役にたちます。

最近では、マイクロチップを猫に埋め込む事が推奨されていますが

それでも良いと思います。

ただ、マイクロチップの場合は動物病院に行かないと

飼い主さんの情報を調べることは出来ません。

また、先進的な医療は受けられなくなるというデメリットもありますので

実際にマイクロチップを挿入するか否かは飼い主さんの判断となります。

良ければ迷子ポットも検討してみて下さい。

まとめ

・外猫の場合の場合は先ず他にご飯を貰っているところがあるかの確認

・受け入れの際は必ず血液検査が必要です。

・外で猫を飼う場合マイクロチップや迷子ポット等で飼い主を特定出来るようにしよう

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