2021.05.05
こんにちは。NPO法人ねこほーむです。
ねこほーむにはよく預けたいという相談も来ますが
それ以上に飼えなくなるがどうしたらいいか分からないという相談もよくあります。
そこで本日は猫が飼えなくなった際にどのような選択肢があるのか?をご紹介していきます。
当然ではありますが、猫を飼えなくなた際の選択肢は飼えなくなった状況により異なってきます。
ではどのような状況で飼えなくなってしまうのか?をあげていきます。
・老人ホーム、グループホーム等の高齢者施設に入所する
・ご家族が猫アレルギーを発症した
・引っ越し
・飼い主さんが亡くなられた
・長期で入院する事となった
・飼い猫が狂暴化した
ねこほーむに来るお問い合わせの中で一番多いのはこの事情となります。
現在では猫を連れて入所できる高齢者施設もあるようですが
単身で入る高齢者施設と比べると費用が大きく変わってくるようです。
やはりそのような施設に入所できる方は限られているようでして
当施設にはこの事情が一番多いです。
このような方の選択肢ですが以下のような事があげられます。
・老猫ホームに預ける
・親族の方に飼ってもらう
主となるのはこの二つの選択肢かと思います。
基本的にねこほーむの考え方としては一つのご家庭に一匹の猫が生活する
環境が理想的だと考えております。
出来る限り猫と同居出来る施設を探していただきたいと思います。
どうしてもやむを得ない場合はご家族、ご親族の方に先ずは飼えるか聞いてみて頂きたいです。
出来る限りご家庭で生活出来る環境を整えてあげることが良いと思います。
続いて多いのが家族に猫アレルギーを発症した方が出て
一緒に生活する事が困難になってしまったという方です。
この原因ですが本当に致し方のない事だと思います。
特に多いのが独身時代から飼育していたが結婚相手がアレルギー持ちの方
若しくは生まれてきたお子さんがアレルギー持ちというケースもありました。
この場合はの離れて暮らす事を決めるのはとても難しい判断になるかと思います。
但し上記にも書いてある通り猫ちゃんにとってベストな環境は一つの家庭で生活する事です。
この場合の選択肢は以下のようにあります。
・個別で飼育出来る部屋を設ける
ねこほーむの考え方ですが、猫にとって一番いい環境は
やはりご家庭でお世話をしてもらう事です。
ですのでアレルギーの程度にもよりますが
個別で飼育する環境を整えられるかも検討して頂きたいと思います。
難しければ預けるほかないかと思います。
・引っ越しにより飼えなくなってしまう
ねこほーむに寄せられる質問でもとても多い事情です。
中には社宅に入らなければいけない、寮に入らなければいけない等
やむを得ないと思う方もおりますが引っ越しにより飼えなくなってしまうのであれば
出来る限りペット可の物件に引っ越してほしいと思います。
予算の兼ね合いもあるとは思いますが基本的に
猫を飼うと言う事は勿論費用は掛かってくることです。
このご事情に関してはペット可の物件に引っ越せば解消される事案だと思います。
通勤が遠くなる、予算オーバー等様々なご事情があるかと思いますが
愛猫のためにも頑張ってほしい所です。
・入院することになった
入院する事となったのもよくある飼えなくなってしまう事情の一つかと思います。
この場合の対処法ですが入院する期間により大きく異なってくるかと思います。
短期での入院ですとご家族の方に自宅に通って頂きお世話をお願いする事が良いかと思います。
中長期で入院をする場合はペットホテルか老猫ホームに預ける事となると思います。
但し、ペットホテルになりますと一日数千円単位の費用が掛かってくると思います。
一番は猫の環境を変えずにご家族の方にお世話をしてもらうのが良いかと思います。
・飼い猫が狂暴化した
そして意外と多いのが猫が狂暴化して飼えなくなってしまうというご事情です。
猫の狂暴化についての対策についてはhttps://neko-home.or.jp/20190507/こちらのブログで
触れていますのでお困りの方がいらっしゃいましたらご覧になってください。
猫が狂暴化した際に預けることをご決断されましたら
なかなかそのような状態の猫を知人、友人に預かってもらうのは
気が引けると思いますのでやはり猫を専門に
預かっている施設に預ける事がベストかと思います。
・猫が飼えなくなった際の選択肢はそこまで多くはありません
・保健所、動物愛護センターに行く事だけは避けて下さい。
・預ける際は猫だけを専門で預ける方が良いです。
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