スタッフブログ

高齢猫の食事について

こんにちは。NPO法人ねこほーむです。

ねこほーむは基本的に老猫を対象として施設となります。

固定概念を持つことなく日々お世話をしていく中で

こうした方が猫にとって良い等日々研究しております。

基本的に猫のためになる事はどんどん改善していっております。

そこで本日は猫にとって一日で一番の楽しみであり

一番大切な食事についてこういうものを与えた方が良い

こういう風に与えた方が良いと言う事を解説していきたいと思います。

老猫の食事

老猫にとって毎日の食事はとても大切です。

老猫が食べなくなると容態としてはとても危険な事です。

逆に言うと基礎疾患があっても食べてさえいれば

何とか持ちこたえてくれると思います。

何を食べさせるか

では具体的にどのようなものを食べさせるといいのか?

結論から言いますと、各キャットフードメーカーが

推奨している年齢用のご飯が良いと思います。

市販のキャットフードですと15歳以上用の

18歳以上用等のタイトルで販売されていると思いますが

愛猫の年齢にあった物を与えてあげれば良いと思います。

また、高齢になってから大きく食事を変える事はあまり好ましくないと思います。

例えばですが、普通の市販のキャットフードを長年与えていたにも関わらず

急にロイヤルカナン、ヒルズ等のご飯に飼えると食べてくれないことが多々あります。

もちろん、ロイヤルカナン、ヒルズ等は健康的でとても良い食事だとは思いますが

無理して変えて食べなくなってしまうのは元も子もない話です。

また高齢な猫の場合、歯槽膿漏で抜歯をしていたりでよくドライフードを

食べさせない飼い主さんがいるようです。

猫は基本的にドライフードを噛まずに飲み込んでも

ドライフード程度の大きさであればそのまま飲み込んで消化する事が出来ます。

食べるか否かの様子を見る事は必要ですが食べれない事は無いかと思います。

また、ウエットフードの場合ですが本当に食欲がない時は

スープタイプの物や、ペースト状のものを与えてみる方が良いと思います。

ねこほーむでは本当に体調が悪い時はちゃおちゅーるを35度のお湯で溶いたものを

与えると食欲の無い猫でも比較的飲んでくれます。

体調が悪くほとんど食べることが出来ない場合

少量でも食べて胃を動かしてあげた方が良いです。

どの様に与えたら良いか?

ではどのように与えたら良いか?ですが

ドライフードは基本的に置き餌式でも問題ないと思います。

高齢な猫の場合は若い猫と違って食べすぎると言う事はあまりないです。

若い猫が食べすぎて肥満体系になり糖尿病などを発症してしまうのは

良くありませんのでご飯の量をコントロールする必要がありますが

高齢猫の場合は基本的に体重が減少しない事に重きを置いた方が良いと思います。

・首が長い器で食べさせるのがベストです

これは高齢猫に限らずの事ですが

床に平置きで首を一番下まで首をおろして食べると嘔吐する事が多いようです。

最近では高さのある器も出ていまして2,000円程度で購入する事もできます。

是非お試し下さい。

強制給仕

高齢猫を飼育していれば強制給仕は出来るようになっておいた方が良いです。

高齢猫はとても繊細ですのでちょっとしたことで急に自発的に食べなくなってしまいます。

若い猫と比べ免疫や体力も衰えていますので

数日間食べないだけでも、深刻な容態になってしまう事もあります。

食べない時のために強制給仕はとても有効です。

但し、猫によってはとてもストレスになりますので様子をみて行ってください。

強制給仕で与えるものですが、飲み込んでくれるのであれば

ヒルズから出てるA/D缶がベストです。

ただ少し硬いので飲み込めなければ健康缶等の

より水に近いタイプのご飯でも良いかと思います。

まとめ

高齢猫を飼育している皆さんいかがでしょうか?

猫は年をとればとるほどデリケートになっていきます。

体重減少に注意しながら適切な食事の方法を見つけてほしいと思います。

 

 

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