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神奈川県の飼い主さんからSOS 

こんにちは。NPO法人ねこほーむです。 本日は神奈川県の飼い主さんから実際にあった猫の引き取り相談にてお知らせ致します。 現在お預けをお考えの方の参考になれば幸いです。

神奈川県の後見人さんから猫の引き取り相談

先日ねこほーむの事務局にある士業の方からお問い合わせがありました。 被後見人さんが外飼いしている3匹の猫ちゃんを預かってほしいというものでした。 お話を聞くとどうやら猫ちゃんは3匹いるとの事です。 みんなが外で生活をしておりまして飼い主さんが入院等で ご自宅に戻る事が困難となってしまったようです。 そのためしばらくの間はご近所の方がお世話を代わりにしてくれていたようなのですが 最近になりご近所の方からクレームがあったらしく猫をどうにかしてほしいとの事でした。 今回は一番慣れているであろう、飼い主さんが自宅にいない且つ 外にいる猫ちゃんと言う事で捕獲する事が困難ではないかと思っていました。 先生と相談の上ひとまず現場を見に行く事となりました。

下見から引き取りまで

外で毎日ご飯を食べているので完全に外をぐるぐる回って生活しているのかと思いましたが 基本的にはずっと庭だけで生活しているようです。完全に外の猫というわけではなさそうでした。 感染症のキャリアを調べてから引き取れるか相談と言う事でひとまず捕獲する事となりました。 初日は一匹捕獲する事ができました。 比較的人に慣れている猫ちゃんでしてご飯を手で与えながら捕獲する事が出来ました。 2匹目は少し警戒心が強かったものの2日目に捕獲する事が出来ました。 但し、3匹目は警戒心がとても強く空腹よりも警戒心が勝ってしまうようです。 基本的に5メートル以内には近づかせてもらえない感じでした。 近づくと逃げて行ってしまう感じです。3日目も最後の一匹は捕獲できませんでした。 2週間くらい毎日通いご飯をあげていたら少しずつですが手で食べてくれるようになりました。 そこで素手で抱きかかえて捕獲する事が出来ましたので 日ごろから通っている動物病院にて血液検査を行いました。

引き取り猫の血液検査

全ての猫ちゃんがウイルス検査で陰性が出来ましたのでお引き取りする事となりました。 病院での様子です。 IMG_0057 IMG_0058 検査   外猫とは思えないくらいなんだかみんな病院慣れしていることに驚きました。

外猫から室内生活へ切り替え

ねこほーむでは基本的に引き取った後は室内で生活するようになります。 外で生活していた猫は勿論自由に伸び伸びと生活していましたので 外に出ればいことがストレスに感じてしまう事が多々あります。 今回の猫については、もともとが外と言っても庭だけでしたので 今のところそこまで大きなストレスを感じているという事はなさそうです。 しっかりと毎食欠かさず食べられていますのでひとまず安心です。 これは外で生活していたという事が関係あるのかは不明ですが 生きる上でのたくましさをとても感じる猫ちゃん達です。 これから少しずつ施設で室内での生活にも慣れて行ってくれればと思います。

東京都板橋区より猫を引き取ってほしいとの相談

今回の相談ですが、東京都板橋区の飼い主さんからです。 ご自身が生後2週間ごろの頃に保護した猫ちゃんでその後18年間一緒に生活してきたが 高齢者施設に入所する事が決まり、どうしても猫を連れていけないという事でした。 18年というのはあまりにも長い歳月ですし飼い主さんもとても考えたそうです。 一度事前に施設見学を行った上でお預かりする事となりました。 飼い主さんの気持ちとしてどうしても、愛護センターに連れていく事は出来ない。 最後はご自身が施設に入るように、猫も施設に入れてあげたい。 猫がゆっくりと生活を送れるようなところ探していたそうです。 その上でねこほーむを選んで貰たのは大変光栄でした。 お預かりする以上出来る限りの事をしていければと思います。 本日は以上となります。また、更新致します。  

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