こんにちは。NPO法人ねこほーむです。 本日もねこほーむに寄せられましたお問い合わせの内容の一部をご紹介したいと思います。

預かり希望のお問い合わせ内容

・疎遠になっていた兄弟からのお願い ・飼い主が亡くなり無人の上に猫だけが生活している

疎遠になっていたご兄弟が飼えなくなってしまった　御殿場市

静岡県御殿場市の方からのお問い合わせです。 疎遠になっていた兄弟から久しぶりに連絡があり 病気のために入院することになり猫の行き場を探すのを手伝ってほしいと言われたとの事です。 ご自身はペット不可の所に住んでいて家族もいるために飼う事は出来ないそうです。 疎遠になってはいたけど唯一のお身内と言う事でなんとか力になってあげたいそうです。 猫ちゃんの年齢は10歳のとの事です。 また、糖尿病を抱えているので継続した治療が必要となります。

過去の糖尿病の猫の受け入れについて

猫の糖尿病はとても難しい病気です。 猫は昔から「家につく」と言われているように環境が変わる事にとても敏感です。 糖尿病の猫ちゃんですが、基本的に決まった時間に決まった量を食べ 決まった量のインスリンを打つという治療を施します。 ただ、環境が変わると先ず決まった量を食べてくれないためにインスリンを打つことが出来なくなります。 そのため血糖値が安定しなくなるためにねこほーむでの預かり前に 糖尿病を患っている猫ちゃんを受け入れるのはとてもリスクがある事となります。 そちらを十分にご説明した上で、飼い主ご本人さんと相談されるとの事でした。

お互いが安心してのお預かり

飼い主さんはご自身の猫ちゃんが入る施設でしょうから 真剣に様々な条件等を考慮したうえで施設探しを行っているかと存じます。 また施設としても安心してお預かりしたいと言う思いもありますので 出来る限り細かく説明し、双方納得の上でお預かりが実現するように心がけております。 なので説明の段階で分かり辛い、もう少し細かく知りたいと言う事がありましたら 気兼ねなく相談をして頂ければと思います。 また、ねこほーむでは事前の施設見学も行っております。 見ないと決められない等あればご相談頂ければと思います。

東京都から親戚の飼い主さんが亡くなり飼える人がいない

続きまして東京都の方からの相談です。 親戚の方がお亡くなりになり猫ちゃんが無人の家で残っている。 今は定期的に通ってお世話を出来ているが これをずっと続けることはできないので預かってほしいという事でした。 この猫ちゃんですが年齢が不明と言う事です。 故人とは付き合いもなかったようなのでいつごろから飼育しているのかも分からないそうです。

猫の年齢の確認方法

このような場合の猫の年齢の確認方法ですが 先ずご自宅の整理の際に動物病院関係の書類は捨てずに保管しておいてください。 通っている動物病院が分かればカルテが残っているはずですので 〇年〇月〇日に通院された時点で〇歳であったというのが確認できます。 また、猫の写真等があれば年月日が記載されている場合もあります。 動物病院で確認 どうしても書類等が出てこなければ猫ちゃんを動物病院に連れていきましょう。 獣医さんに歯や爪などの状態を見てもらって推定の年齢を出してもらいましょう。 ある程度と言いつつも結構正確な年齢が分かったりします。 預かり猫の年齢確認は必須 年齢が分からない、調べることが出来ない場合は当施設でお預かりする事が出来ません。 但し、書類もなく動物病院にご自身で連れていく事が出来ない場合は相談下さい。 スタッフを派遣し年齢確認を代行して行います。 どうしても猫は年齢によってご飯の種類も変わりますし 生活のペースも変わっていきます。 例えばですが18歳の高齢猫と1歳の若い猫を一緒の部屋で生活させることはできません。 年齢確認にはとても重要な意味がありますのでご理解とご協力をお願い致します。